受賞作品発表

MONSTER Exhibition 2018の受賞作品、入選作品が決定しました。
受賞しましたアーティストには、賞金または副賞、海外展へ出展することができます。

最優秀賞 賞金10万円
 高島 亮三 / National ● Dice

優秀賞 賞金3万円
 小松 良明 / 大改獣
優秀賞 賞金3万円
 kyo→ko / 知的怪獣“ジンルイ”

入選 副賞(タカラトミー様よりマイルームロビ、ゾイド)
 川平 遼佑 / 湿った夢跡
 akatin / Dawn-黎明‐
 irikichi. / 破壊/創造の輪郭
 熊谷 信夫 / Recycle Spiral of Black Flexible Bag
 岩田 明 / 花骸(hanamukuro)
 ウエツジ ショータロー / WORLD ENDER UTOPIA
 久保 ゆうき / #ファインダー越しのマイガール
 吉田 絢乃 / personal effect
 友成 哲郎 / Animans
 鬼一 / モノノケTRIBE
 土井 直也 / Lighting Monster
 越智 俊介 / 鬼があなたを攫わないのは
 藤森 太樹 / 自意識という名の怪物
 Akaike Ryoto / 丸なう
 eyefrenchfries / Bird Tribe Monster


内田 達也


いけばな
デジタルプリント

人は生まれ育っていく過程で自分の持ち味を開花させていきます。
成長には個人差があるので開き方はそれぞれですが、徐々に彩られ華やかになり、歳を経て体が老いても味わい深いものに変わっていくでしょう。
私はその時々の美しさに着目し、日本の伝統的な美であるいけばなをヒントから着想を得て制作しています。

今回は幼少期の暴れまわる子供たちにモンスターを重ね合わせ連作を制作しました。


内田 達也
1983年生。東京造形大学MD専攻卒業。
現在ゲーム会社のCGキャラモデラー。
日常の風景と花を組み合わせた作品を中心に制作しています。

受賞歴
2006年10月 第12回学生CGコンテスト 佳作 
2006年11月 CGアートフェスティバル2006 グランプリ
2007年3月 東レDCA2006 優秀賞
2007年5月 TOKYO illustration 2007公募 入選
2007年10月 第13回学生CGコンテスト 佳作
2007年11月 drink07 大賞
2008年3月 東レDCA2007 審査委員奨励賞
2011年6月 第6回タグボートアワード 入選

展示歴
第12回学生CGコンテスト受賞作品展
東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)2007年2月24日 – 3月4日
TIS展
国立新美術館(六本木) 2007年6月27日 – 7月9日
内田達也展
 GALLERY b.TOKYO(東京都中央区京橋)2007年8月27日 – 9月1日
第13回学生CGコンテスト受賞作品展
国立新美術館(六本木) 2008年2月6日 – 2月17日
第6回タグボートアワード 受賞作品展
世田谷ものづくり学校(東京都世田谷区池尻)2011年7月1日 – 7月3日
SOURCE .sight ”SOURCE .fair” 
 SOURCE Factory(東京都墨田区八広) 2013年11月16日 – 30日

Web https://awrd.com/creatives/user/29181


杉山 圭司


MONSTER2018
iPad

人間とは姿・形が随分かけ離れた醜い生物を
一般的に”モンスター”と定義してしまう人が多い中で、
過去には
様々な形態のモンスターが数多く語り尽くされて来ました。

しかし中には外見が奇抜なだけで、実は中身が心優しい生物など、
人間の勝手な思い込みだけで”モンスター”と定義されてしまった不遇の存在もいたはずです。

その差は一体何だったのでしょう。
恐らく変わっていたのは、鑑賞者の視点ではないでしょうか。

ちなみに日本では、何かに夢中であったり、
ある一つの事柄のみに盲目的に視野が狭まってしまっている人間のあり様を、「目がない」と表現する言葉があります。

我々も、自分たちの正義や価値観を他者に押し付けたり、
またそれらを集団で振りかざして他団体を迫害したりすると、、
気付かぬうちに皆が”モンスター”と表現される
一種の社会現象となりえてしまう危険性を孕んでいるのです。

そしてその、人間誰しも「目がない」状態になっている時にこそ、”
モンスター”と成り得てしまっているんだ…
という表現手法を
今回はこの作品で試してみました。

自分では冷静でまともな人間だと思い込んでいても、

他者の視点からみると、時にはモンスターに成り得てしまっている様を

体験者に今一度、振り返ってもらおうという想いが込められております



杉山 圭司
今後も、何かしらのチャレンジをして参りたいと思っております。

Web https://www.palplay.org


Kassy Kaori


その姿、七色。
コンピュターグラフィック 消しゴム版画

私の創作は年賀状作りからはじまりました。ハガキサイズの消しゴムを彫って、干支のシンボルの意味を知り制作彫りはじめます。
主に彫っているのは金魚です。金魚はフナから偶然産まれた魚です。交配や品種改良で創作された生物が金魚です。金魚は人間が常に手をかけ改良しないとフナに戻る生物です。美しい尾ひれも色も人が手をかけた造形です。その金魚の歴史を知った時に、芸術だと思いました。芸術は目に見えないメッセージを敏感に感じ形にする事だと思っています。私の作品は水や空気の中に存在している一瞬の美しい世界を表現しています。また自然に影響を与える惑星のメッセージを作品の中を感じ作品の中に調味料として少々加えています。



Kassy Kaori

消しゴム版画家。
奈良県生まれ。奈良県在住。
関西女子美術短期大学 グラフィックデザイン卒業
年賀状づくりに消しゴムを彫って干支の辰を彫り、翌年から金魚をメインに作品を創っています。自然からのインスピレーションと占星術から触発されて創作しています。
海外は2018年5月にスイスの日本文化交流イベントに参加。他、NY、ロス、イタリア、国内では神戸、銀座、奈良の展示会に参加。2019年7月パリ展示会に参加。

Web https://www.facebook.com/kassykaori/


SHIN


黒い渦
アクリル 灰

全ての中にあるもの、長い時間をかけ向き合い、抗い続ける。


SHIN
2017 independent Tokyo
2018 one art space New York
2018 downtown Los Angeles
2018 artmore exhibition Tokyo
2018 弘重ギャラリー Tokyo
2018 青葉画荘 ギャラリー青葉 Sendai
2018 pleiades gallery New York


川平 遼佑


湿った夢跡
キャンパス、アクリル、水彩色鉛筆、メディウム、ブリーフパンツ

子供の頃に見た怖い夢やホラー映画、そこから生まれる空想のお化けや風景…。
これらのモチーフは幼少期の僕にとって大きなトラウマであり、夜になると怖くてトイレに行けないことが多かった。
そして目が覚めると昨夜の夢の跡が湿り気と共にパンツに残っていた。
子供にとって「おねしょ」は恐怖や不安によって生み出されるモンスターだと僕は思う。

僕にとって「おねしょ」は絵を描くことと似ている。
怖い夢がインスピレーションでありモチーフであるならば、パンツはキャンバスであり、おしっこは絵の具となって描かれる。
おねしょという行為は唯一夢の跡を残せる手段であり、僕にとっては怖い夢を再び思い出すツールでもあった。



川平 遼佑
1990年生
名古屋芸術大学デザイン学部デザイン学科メディアコミュニケーションデザインコース卒業

賞歴
2016  第22回おひさま大賞     佳作 
2014  三芸大学生選抜 H/ASCA展  優秀賞
2014  名古屋芸術大学卒業制作展  優秀賞
2012  TURNER AWARD 2012   未来賞

個展:
2016  「Midnight Boy」 NANATASU GALLERY(東京)

主なグループ展:
2017
「名古屋市立工芸高等学校創立100周年記念展覧会」市民ギャラリー矢田(愛知)
「ART FAIR ASIA FUKUOKA 2017」ホテルオークラ福岡(福岡)
「MONSTER Exhibition2017」渋谷ヒカリエ8/COURT(東京)
2015
「CRASH THE WINDOW」 アートラボあいち大津橋(愛知)
「UNKNOWN ASIA」 大阪市中央公会堂(大阪) 
「SICF16」  スパイラルホール(東京)
2014
「三芸大学生選抜H/ASCA展」 名古屋ダイテックサカエビル展示場(愛知)
「文化庁メディア芸術祭愛知展」 愛・地球博記念公園(愛知)          
2013
「TURNER AWARD 2012受賞作品展」(東京・大阪・宮城・北海道・愛知)
「恐竜ぱんつ」 ギャラリー T.A.G.IZUTO(愛知)

Web https://kawahiraryosuke.jimdo.com/


柳川 晶子


Es
陶磁器

陶土を手に取ってココロとカラダが呼応した感覚の時に、私のモンスターが顔を出す。
陶芸の面白いところは外側ではなく、内側を作るところ。内側を作るうちに自分のココロの内側を探っていくような、見たくないものを見るような、知っているようで知らなかったような、でもやっぱりそうだったような。



柳川 晶子
東京都生まれ
多治見市陶磁器意匠研究所 卒業
岐阜県土岐市にて作陶
タイルメーカーのデザイナーとして活動

Web http://www.instagram.com/akikoyanagawa/


梶谷 令(Ryo Kajitani)


あの日、ここで
スワローリトグラフインキ、粉絵具、メディウム

私の作品は「お守り」であり「護符」です。横たわる顔貌の視線は一種の贈与であり、作者の逝去以降も、展示され、鑑賞される限りにおいて、見守りを永遠化します。


梶谷 令(Ryo Kajitani)
多摩美術大学大学院博士後期課程 在籍。
”検索してはいけない言葉”として一世を風靡。
経歴・研究の詳細は個人webページに掲載。研究論文の概説は論文ナビからもご参照頂けます。

Ryo Kajitani is a Japanese artist, researcher and ex-model.
She has a sexual identity disorder and used to act as a fashion model in the East Asian region for a short period of time while taking advantage of her neutral appearance.
The older works were based on decadent and dark painting style, and together with Beksiński the team of Yuko Tatsushima used to be popular in Japan with the theme of “the words that should not be looked up.” Currently, she specializes in pencil drawing based on oil painted woodcut prints and is a graduate school student while continuing her work, production and research as well publishing of her works around the world.
 In her field of research, from the viewpoint of a producer, she challenges herself to German theory of existence, especially in the context of ontological aesthetics.
By utilizing practices inherent to authors, such as productions and exhibitions, and by using the close relationship with exhibition spaces whose basic unit is loss of hometown as the starting point, she studies the possibility of Heidegger-like and ontological deployment of exhibition spaces and the “works, authors, and viewers” inside of them. The results will be finally summarized in her doctoral thesis and in the doctoral work and will be presented in actual exhibition spaces including museums.

Please check the following site for more information.

個人webページ:https://www.ryokajitani.com/about
論文ナビ(論文紹介解説記事投稿プラットフォーム): https://rnavi.org/3614/
researchmap(新世代研究基盤サービス) :https://researchmap.jp/RyoKajitani/
PIXIV FANBOX(アーティスト支援サービス): https://www.pixiv.net/fanbox/creator/31433745


chuanchieh


怪獣目ヂカラ
デジタルプリント

怪獣の目と顔を近距離でインパクト感を表す。
日常生活にあるものを変身した怪獣たち、どこかで隠れて、私たち人類を監視する。



chuanchieh
台湾出身、東京在住。モード学園グラフィック学科卒業。
イラストレーター、グラフィック、WEBデザイナーとして活動中、
2017年4月に銀座で『ペン画展』グループ展に出展。
2017年12月台湾でカラー漫画『軍事科普小百科-航空母艦』出版(イラスト担当)。

Web https://www.chuanchieh-studio.com/