越智 俊介

鬼があなたを攫わないのは
アクリル絵の具・PhotoshopCC

江戸時代に東海道を旅する人々の間で土産物として知られた大津絵に法衣を身に纏った鬼の姿がえがかれたのは単なる想像ではない。
それは人の代わりに豆を食うようになった鬼である。
鞍馬山の僧正が炒り豆で鬼を退治してから今日に至るまで千余年、鬼が姿を見せなくなった後もご先祖が豆を投げる習わしを残したのは、このためである。
鬼があなたを攫わないのは、豆を食べているうちだけなのだから。


越智 俊介
1997年 静岡県生まれ
2015年 静岡県立清水東高等学校普通科 卒業
    東京芸術大学美術学部建築科 入学
経歴
2017年 第35回上野の森美術館大賞展/上野の森美術館
2018年 かわうそ新人賞2018/銀座かわうそ画廊
    [ARTISTS’CAFE] Vol.24/銀座モダンアート
    越智俊介 個展/ギャラリーSIACCA
    MONSTER Exhibition/渋谷ヒカリエ
Web https://nichijyouhana.wixsite.com/ochi


平間 みはる


溢れだす愉快
スタイロフォーム、石粉粘土、アクリル絵の具

へんちくりんないきものたちの奇妙で滑稽な世界観を立体制作しました。



平間 みはる
1990年生まれ。武蔵野美術大学卒。
へんちくりんないきものたちの奇妙で滑稽な世界観を日々創作中。最近はコマ撮りで奇妙で滑稽なワンシーンを制作中。

個展
2016 gallery元町 〈FUNNY POP〉
2014 高円寺ぽたかふぇ。〈へんちくりん展〉

グループ展
2017 Human Museum展(タンバリンギャラリー)
2015 RECTO VERSO GALLERY 〈Graphic Art exhibition-2015.August-〉
   JADIF第3回公募作品選抜展(世田谷美術館) 
   第11回全国美術公募展(東京都美術館)
2014 DESIGN FESTA GARELLY原宿 〈Peeptin Parptin Forest〉
   artmania garelly cafe yokohama 〈横浜奇想サーカス5〉
   RECTO VERSO GARELLY 〈Square Graphic art exhibition vol.28〉
   DESIGN FESTA GARELLY原宿 〈キャラ展〉

その他
2017 スマイル展crated byホフディラン
2016 TOKYO DESIGN WEEK -100人展-
2015 TAGBOAT ART FES2015 
2014 DESIGN FESTA vol.39

受賞歴
2015 JADIF第3回公募作品選抜展 ビジターズセレクト賞

学歴
2013 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科 卒

Web https://miharu020403.wixsite.com/miharu-hirama


瀬文 ユースケ


千年鹿
デジタルプリント

森の奥に千年生きている鹿がいる。千年前に竜になる試験に不合格となり千年の修行を言い渡された鹿。

女子高生「めっちゃ花咲いてない?」
鹿『千年も生きると花から祝福されるからな!』
女子高生「ふふふ 笑」
鹿『なんだよっ!笑。今日学校は?』
女子高生「さぼったー!笑」

いつの時代も変わらない。生きるということ。
森の奥で千年生きることを命ぜられた鹿はモンスターと言われるかも知れない。でもとても愛されている。花とか女子高生とか。



瀬文 ユースケ
2013年6月:Festa Music Salon 音楽とアートのイベント参加/アーティスト写真制作
2013年8月:新高円寺 nemcafe 「空想絵本」個展
2016年4月~5月:横浜中華街 Art Baboo 146 「交差展」(二人展)
2017年3月~4月:さかい内科・胃腸科クリニック/鎌倉 ギャラリー展示
2017年5月:「シンショク」(三人展)/DESIGN FESTA GALLERY
2017年6月:パラレルノンフィクション(グループ展)/AAA GALLERY
2017年12月:「空想絵本 Episode2」(二人展)/gallery eurekArt yokohama
2017年12月:ワンダフルニューイヤー展(干支展)/伊藤忠青山アートスクエア
2018年1月:「コラージュ展」(企画展)/DESIGN FESTA GALLERY
2018年5月:IAG ART MARKET/池袋
Web https://www.yusuke-art.com/


和士央


肉塊化する人間
デジタルプリント
全てが曖昧で不確かな世界を写真を加工し空間を歪め作品にしています。見えているものが真実の姿をしているとは限りません。何かのきっかけで世界は全く違う顔をみせることがあります。世界だけでなく人間も色々な姿を持っていて自分がイメージしている姿がその人の本質であるとは限りません。この作品では普通の姿をしていた人間が突然、液状化し肉塊となりぐにょぐにょと動き出すモンスターに変貌していく様子を表現しました。



和士央
子供の頃から絵を描くのか好きで大学を卒業後、独学で現代アートを学ぶ。
現代アートコンテスト入選、グループ展での展示多数。その後、10年程闘病生活をしておりましたが近年活動再開。自分と世界に向き合い本質を追求し海外で通用することを意識しながら写真や絵画を中心に制作活動中。
Web:http://ameblo.jp/washio-blog/


akatin

Dawn-黎明‐
桐塑、日本画材、羊毛
 “モンスター”
これは私のことである。
そしてあなたのことだ。
偶然にもいつもそういう思いを様々な形で抱きながら作品を作ってきました。

私の過去の作品の多くはこれまでも半身半獣であったり、実際のバランスや色、重力から解き放たれた「人間」であり、世に言う“モンスター”です。
何故そうなのか?
それは、私にとってはその姿こそが「リアル」だからです。

何をもって正解というのか、あなたの隣人はあなたが思う通りの人間だろうか?
私は疑いもなく今認識しているこの「ひとがた」なのだろうか?
私の見ている世界と彼の目に映っている世界は本当に同じ形なのだろうか?

何かを感じ、それを人とコミュニケーションする時に人は言葉で一度それを平均化します。
それは共有するために大事な作業ではあるものの、それによって本当は違うのに私たちは「均一化された形」に認識の上で変形されているのではないかと思うのです。

そこで言葉で平均化しないで自分の感じたままの「リアル」を形にしていきました。
すると人に“モンスター”と呼ばれる者たちの姿が現れてきたのです。
だから私にとって“モンスター”とは特異なことではなく「リアル」なのです。

ある時の私は、完璧な作られた美しさに憧れるおばさんの姿であり、それは人工的に作られた「ランチュウ」という金魚の頭をもった中年体型のおばさんとして生まれました。(過去作品1)
また、色々なものが交錯するパワフルな新宿の街とそこに集う人の力を感じた私は、ボディコンで狂おしく踊りまくるイグアナの女を見つけその一瞬を作りました。(過去作品2)
そして、自分の無力感からすべてのものに嫉妬を感じるような苦しい時を飛び越えようとする姿をシマウマの体をもつ男の子の姿にうつしたこともありました。(過去作品3)

今回の作品「Dawn」−黎明−では、唯一無二の命の輝きを持っているのにまだ気が付いていない、でも、もうすぐ気が付いて輝きだすだろう…という男の姿を制作します。

ぽっちゃりとして虹色の体をもち、獅子の頭をした彼はまだその彼の持つ素晴らしさに気が付いていません。
今ここにいる居心地の悪さに立ち方も少し変です。
(これは自分の体感から制作イメージした形なのですが、プールサイドに足の裏をペタっとつけて立つことが気持ち悪くてできません。その際、作品のように足の側面で立ち設置面を減らしています。とても居心地が悪い形です)
でも、そのはじけるような肉体と、美しい虹色は彼だけのものです。力強いたてがみも美しい瞳もそれはかけがえのないものなのです。
今、必死にここに立つ彼は、ここ(この世の中)に立ち続けていたことによって、今、もうすぐ、その尊さに気が付けるのではないでしょうか。
そしてそれが彼の一つの夜の夜明けであり光を放つ瞬間になるのです。

この“モンスター”の中にはそんな瞬間を描いていこうと思っています。



akatin
東京生まれ
東京藝術大学 彫刻科 卒業
2005 芝浦アイランド彫刻コンクール 最終展示作
2007 世界らん展2007 入選
2008 世界らん展2008 審査員特別賞受賞
2009 akatin&voncochinra 2人展“Due Cosumo”を開催 
2010 トーキョーワンダーシード2010 入選 
2012 ART TAIPEI2012 @台北世貿一館 
   個展「また あした」@ギャラリーゆうき
   Asia Hotel Art Fair Hong Kong 2013@香港
2014 “Next Art展”推薦作品に選抜 @朝日新聞厚生文化事業団体
2015 個展「暮色蒼然」 @ギャラリーUG
2016 個展「とく×とく×とく」 @ナナタスギャラリー
   “LUMINE meets ART AWARD 2016”ルミネ賞受賞 @新宿ルミネ2ウィンドウ
   ”the art fair+plus-ultra”@スパイラルガーデン
上記以外にも企画・グループ展などに多数参加してます。
また、「あかころ」という作家名で羊毛フェルトをメインとした作品の制作・発表・販売をしており、国内外のイベントなどにも多く出展しています。
その出展の際、ギャラリーなどにはあまりいらっしゃらない方たちに向けても「akatin」としての立体作品を発表することで展示発表の仕方も模索しています。

Web:ANDROGYNOUS
Instagram @akatin_akacoro


黒岩 まゆ


Fabric Aggregation
ミクストメディア(布、ワイヤー、糸、金属、粘土、アクリル絵具)
怪しく光る眼、力強く立つ身体。色彩が極限まで溢れ出す。
別星の異界からやってきたような生き物たちの世界。
ファブリックスカルプチャーという〈布〉が生み出す自由な表現。
様々な既成概念に縛られることなく、あらゆる素材の端切れ、糸、廃材、張り子、粘土を用い制作。
大地、動物、植物、人間、すべての生き物としてのエネルギーを集約させた生命体。
生の喜び、苦しみ、逃れられることのない宿命を背負いながら、雄々しく生きる一瞬の輝きを表現した。



黒岩 まゆ
イラスト、絵本、広告や挿画等の印刷物、店舗看板のほか、布・粘土・廃材などを使った立体作品等、幅広く手掛ける。
イラストレーター、絵本作家、アーティストとしての活動のほか、
神奈川県相模原市藤野にある「ふじのアートヴィレッジ」にて、
自身の作品を販売するショップ&ギャラリー、「mayumooja」を2015年からスタート。
身に付けられるアート作品としてバッグやアクセサリーなどの作品を展開。イベントや展示会などで販売。

2014年 韓国(ソウル)「Hand made Korea Fair2014」
2016年 情報誌「横浜ウォーカー」にて、 作家インタビュー掲載
2017年 BS1(NHK WORLD国際放送)「great gear」にて作家紹介  

・「エンピツらんど文庫」教材絵本
〈ジャックと豆の木〉〈しっかり者のすずの兵隊さん〉〈しあわせの王子〉〈大工と鬼六〉〈明日は天気?〉〈十二支のはじまり〉
〈みどりのライオン〉〈虹の鳥〉〈ひきょうなこうもり〉〈カエルの王様〉
・「ナツメ社」絵本
〈母と子のアンデルセンどうわ〉「月が見ていた話」「空飛ぶトランク」イラスト

Web:https://mayumooja.jimdo.com/


PDD2020


Libido Seven
(樹脂、コットン)
寓話に登場する小人たち。彼らはそのストーリーの中で度々、人間が持つ本能の根幹を揺さぶる重要な役割を演じる。本作品はその本能領域において最もパワフルな性的衝動を揺さぶる小人達に登場願った。
*彼らを主人公とした映像「My PinocchioーEpisode 0」は現在YOUTUBEにて公開中。
https://youtu.be/0Fm7XWmoB2I



PDD2020