
Title:Roots and Wires
Material:結束バンド
Size:H1450 x W800. mm
「人工物を自然物のように扱う」という発想を起点に、冷たく無機質な素材を用いながら、有機的な“根系”のような「怪物」を人工空間の中に生み出す試みです 。
整然とした人工の網目に、蔦の根が絡みつきながら空間を侵食していく。その様子は、都市に仮住まいする怪物=「遊牧的な美学」のメタファーであり、自然と技術、秩序と混沌の交錯する一時的な共在の場です 。

Artist:林 文萱 LIN WENXUANgo
中国福建省出身。2019年に来日し、武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科セノグラフィックコースを卒業。現在、東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科キュレーションコースに在籍、研究・制作を行っている。雑誌『Megru』vol.48にも作品が掲載された。
2023年には、東京ハンドメイドマルシェ、
デザインフェスvol.57、そしてプラハ・クワドリエンナーレ2023学生展に参加。
2025年には、武蔵野美術大学卒業制作パフォーマンス「次の季節も、生きてゆく」を発表し、SICF26 exhibitionに出展
Web:https://drive.google.com/file/d/1gF50UxOG7HWizxJDslMwQKGB1cNL24Mp/view?usp=drivesdk
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