Monster Exhibition2024

MONSTER Exhibitionは、12回目を迎えました。比類のない作品を集積するMONSTER Exhibitionは、子供から大人まで多くの人が楽しめる企画展を実現します。

日本独自のコンテクストを持ち合わせる”Kaiju”(MONSTER)は、アーティストを魅了し、想像力をかき立てます。”Kaiju” (MONSTER)の解釈は、アーティストに委ねています。その想像力の表現方法は、映像、絵画、造形、グラフィック、建築とジャンルを問うことはありません。

クリチャーを追求する、自分の中に潜む感情の表象、社会問題の顕在化、自然災害への警鐘など、今年も、公募で選ばれたアーティストが新しい”Kaiju” (MONSTER)を展示します。

MONSTER Exhibitionは、”Kaiju”(MONSTER)をテーマとしたアートプロジェクトです。
日本では、山や海、風、草木、家、あらゆるものに神がいると信じる一方で、自然やすべてのものに対しても恐ろしい存在を感じ、”Kaiju”(MONSTER)を生み出しました。MONSTER Exhibitionは3.11をきっかけにはじまり、何もかもを呑みこんだ津波をメタファーに”Kaiju”(MONSTER)をテーマとしています。
現在では、3.11以降に大規模な自然災害が国内外で続いたこともあり、テーマとチャリティを継承し、新しいアートプロジェクトとして活動しています。

MONSTER Exhibitionを開催するきっかけや現在の活動への想いは、こちらを参照いただけますと幸いです。https://monsterex.info/about

令和6年能登半島地震で被災された皆様にお見舞い申し上げます。今年のチャリティは、令和6年能登半島地震へ寄付させていただきます。

The MONSTER Exhibition has reached its 12th edition. This exhibition, which brings together unparalleled works, offers an experience that can be enjoyed by people of all ages, from children to adults.

“Kaiju” (MONSTER), with its uniquely Japanese context, fascinates and stimulates the imagination of artists. The interpretation of “Kaiju” (MONSTER) is left to the artists, and their imaginative expressions are not confined to any genre, spanning film, painting, sculpture, graphics, and architecture.

This year as well, artists selected through an open call will present new “Kaiju” (MONSTER) creations—whether they are exploring creatures, expressing hidden emotions, raising awareness of social issues, or sounding alarms about natural disasters.

The MONSTER Exhibition is an art project themed around “Kaiju” (MONSTER). In Japan, while it is believed that gods reside in everything, from mountains and seas to winds, trees, and houses, there is also a sense of fear towards nature and all things, which gave rise to the concept of “Kaiju” (MONSTER). The MONSTER Exhibition started as a metaphor for the tsunami that engulfed everything during the 3.11 earthquake. Today, with large-scale natural disasters continuing both domestically and internationally since 3.11, the project carries on its theme and charity work as it evolves into a new art project.

開催概要

企画展名:MONSTER Exhibition 2024

開催場所渋谷ヒカリエ 8/ COURT

開催日: 2024年9月21日(土)〜 25日(水) 11:00-20:00 最終日は13時まで

入場料:無料

主催一般社団法人Evolve Art & Design Japan

協賛株式会社ツルカメ
   株式会社AZOTH(GALLERY A8T)

Artists

倉坪 杏奈小松 良明岡部 仁美西山 実香Sci-Sci-Girls秋感babacchi.comMudPotハチロユウジマコトよしもりむつこ松澤 崇Junsei Oh中田 千彦ウエツジショータローふくりえYOGOSHER吉田 絢乃南城 拓哉iMA三橋 雅子辻 宣ばいそんりゅうたかmukumi.、Midori橋本 悦司su_nosukeDaiki Toyama天下無敵HisaeMIPPIC.CLACERTAPopping Kimmy缶田 甘NOBU HOZUMIYASUHIRO IIDANoMTakashi HATTORIGoushiよしだ 智恵中瀬 敦星野 榮里江波戸 冽華仙Hiro Enomoto木澤 航樹梅津 秀行Kagayaki.2442南海アッシュGLASS ASOBI TOM彦坂 朋乃IROFUER

Judge

五十嵐 太郎

五十嵐 太郎 [東北大学大学院工学研究科教授(都市・建築学)]
1967年フランス・パリ生まれ。2008年 ヴエネツィアビエンナーレ国際建築展では日本館コミッショナー、2007年リスボン建築トリエンナーレでは日本セクションのキュレータ、そしてあいちトリエンナーレ2013では芸術監督を務める。また現在、世界20ヶ所を巡回中の「311―東日本大震災の直後、建築家はどう対応したか」展の監修を行った。

市毛 康英

市毛 康英[V&A ビクトリア・アンド・アルバート美術館、テクニカル・サービス所属]※ロンドン在住
東京生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術科大学院首席修了。ビデオ作品をロンドンはじめヨーロッパ諸国、ロシア、ニュージーランド、アメリカ、カナダなどで展示。平成13年ポーラ美術財団研修生。平成16年文化庁研修生。ゴールドスミス・カレッジ、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで指導の後、V&A ビクトリア・アンド・アルバート美術館にてインスタレーション作品などの設置時に発生する複合的な問題の技術的解決に携わる。

大河内 一楼

大河内 一楼[脚本家]
宮城県出身。1968年生まれ。編集者、ライター、ゲームデザイナー、小説家を経て、『∀ガンダム』で脚本デビュー。代表作に『コードギアス 反逆のルルーシュ』『プラネテス』『ブレイブストーリー』『ベルセルク』などがある。東京国際アニメフェア・アニメアワードにて、2003年、2008年の脚本賞を受賞した。

佐野 恵子

佐野 恵子[AXISギャラリー キュレーター] 神奈川県生まれ。2000年よりAXISギャラリーの企画を担当。手がけた主な展覧会は「吉岡徳仁デザイン展」「ブラウン展」「チャールズ・イームズ 100 images ×100 words」「Post 3.11 ーこれからデザインにできること」など。2007年より「デザインにできること」シリーズをスタートさせ、「災害」や「食」など社会的なテーマを取り上げる。東日本大震災直後からデザイナーや建築家たちと共に石巻工房を立ち上げた。さまざまな領域におけるデザイ