
Title:根を下ろした流星
Material:石粉粘土、アクリル
Size:H440 × W300 × D270 mm
地球の生命の起源は宇宙からやって来たとされる生命起源論の一つ「パンスペルミア説」から着想を得て制作した作品です。不毛の惑星に降り立った生命の種(たね)が新たな命を芽吹かせ、その地を命溢れる星に作り替えていく姿を表現しています。
この存在の持つ、「自らの力で新たな生命を生み出す」という自然界の摂理そのものを体現したような性質が、ある種の自然の化身とも見ならせる怪獣(Monster)とも重なるように感じています。

Artist:佐久間 聖 Sho Sakuma
2002 栃木県生まれ
2025 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科 卒業
「宇宙空間や異なる惑星で独自の進化を遂げた、地球上の生命とは一線を画す新たな存在」をテーマに、生物の持つ神秘性や神聖を表現した立体作品を制作しています。
(展示歴)
2025
・出展「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」 国立新美術館/港区・東京
・個展「聖-Saint-」東京浅草画廊Gei藝/浅草・東
Instagram : https://www.instagram.com/might_art