凛と咲いた金色の花は、生の象徴。白く枯れた花は、死の象徴
ここに住む“monster” は「時間」だ
この作品は、展示空間や見る時間帯によってその表情を変える
明るい環境では鏡に映る花は影として黒く感じ
暗い環境では鏡に映る花は白く感じる
「時間」は死を招き入れる最大恐怖の“monster”であり
痛みを和らげてくれる心優しき“monster”でもある
Title:繋がる色み
Material:アクリル、箔材
Artist:ナカシマ リョウスケ Ryosuke Nakashima
「幸せなことを伝えて生きていきたい」
自分自身にとって作品制作とは何か。一貫して巡らせていることは何か。と振り返ってみると、そんな言葉が真っ先に浮かんできた。
私は幼い頃から様々なことが納得できず、抵抗しながらいきてきたように感じている。抗わなければいきやすいのかもしれない。だから多くの人は争わない選択をしているのかもしれない。けれど、固定概念に疑問を持ち、ほんの少しだけ抗って、ほんの少しだけ見方を変えることができれば、もっとたくさんの幸せを感じることができるのだと私は思うのです。私にとって作品制作とは、湧き上がる疑念と対峙し、本質からズレる事象への問題提起なのかもしれません。モノゴトをはかる判断尺度は、「正しいか。正しくないか。」ではなく、もっと別にあるように感じてならないのです。
優しさや美しさ、潔さ、自分らしさ…
多様な判断尺度が幸せをもたらすのだと、私は信じてやまない。
“My life is to convey happiness for human.”
What is my ART? What are my works? What do I always think about? When I always ask myself like that, I come up the words at first.
I’ve felt that everything in the world seems to be so puzzling since my early age. The feeling makes me challenge the things around me. I know it’s better for me to accept various phenomena, and I also know many of us may have no fighting stomach for fighting.
However, if you have a question about the stereotypes, try to challenge them, and change your perspective a little bit, you can feel happy more than now. As for me, work creation is the confrontation to my suspicions which I hit upon, and the raising problems to the events which don’t catch the essence. The measure of judgement for things should not be “correct or not correct”, but be in another place, for example, kindness, beauty, cleanliness, and personality, and so on.
Many choice of the measure must make people happy.
2009 埼玉神社庁主催 未来の神棚デザインコンペティション 入賞
2010 名古屋芸術大学 デザイン学部 卒業
2010 美濃和紙あかりアート展 買い上げ賞
2017 第8回セントラルサムホール絵画展 クサカベ賞
2018 第9回セントラルサムホール絵画展 ターナー色彩賞
2019 第10回セントラルサムホール絵画展 ぺベオジャポン賞
2020 「ナカシマリョウスケ展」セントラル画材名古屋 愛知
2020 「スキマの世界」納屋橋Komore 愛知
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