最近のコメント

表示できるコメントはありません。

長島 勇太

Archival Practice for Site-Specific Works 1.0

Title:Archival Practice for Site-Specific Works 1.0
Material:モニター、LEDライト、テキスト、iPad、コンピューター、プログラム
Size:可変

この作品は、『standing on the shoulders of Giants』という浜松市鴨江アートセンターで発表したサイトスペシフィックなインスタレーションの記録を使った「新しいアーカイブのかたち」を提示したものになります。
実際の展示期間中に鑑賞者へ配布したテキスト(今回は閲覧、持ち帰り禁止)が置いてありますが、『standing on the shoulders of Giants』は、巨人=私たちの生活環境を支えている大きなもの(≒モンスター)を様々な視点で取り上げ、浜松という場(サイトスペシフィック)に関連づけたインスタレーションになります。
また、今回のアーカイブ作品は今後も継続し発展させていくプロジェクトの一環になります。

長島 勇太

Artist:長島 勇太 Yuta Nagashima

1979年東京生まれ、同地在住。現代美術とアンビエントミュージックの分野で活動している。主に映像、写真、サウンド、コンピュータープログラム、テキスト、ドローイング、ライト、立体、インスタレーションなど、多様な手法を用いて制作している。近年では「分けること」をベースコンセプトとして、「フレーム」や「パラレル」、「二項対立」といったいくつかの関連したテーマを進めている。そうしたテーマの下、各々の作品が時代やジャンルや表現形式を超えて、文学的な拡がりを持つような展示方法を追求している。また、最近では一度展示したサイトスペシフィックな作品を、様々なスペースの規模に応じて、可変的かつリサイクル的に再構成する「新しいアーカイブのかたち」を構想・制作している。近年の個展に『standing on the shoulders of Giants』(浜松市鴨江アートセンター、静岡、2023年)、『Parallel Processing II』(ギャラリーなつか、東京、2022年)など、グループ展に『第1回ECA展』(東京都美術館ギャラリー、東京、2023年)、『はじまりの残像』(ソニーイメージングギャラリー銀座、東京、2022年)などがある。アンビエントミュージックの制作(Yuta Nagashima 名義)では、国内外のレーベルから楽曲をリリースしている。最新作は今年9月にカリフォルニアのDarla Recordsよりリリースのソロアルバム『Blue Hydrangea』。

Web:https://ngsm.jp