Title：うねり
Material：漆、麻布、藁縄、和紙、真鍮箔、金属粉、卵殻、タカラガイ
Size：H790 × W600 × D390 mm
仮面は、目には視えない何かや自然、または精霊と繋がる装置であるとされている。何かを降ろす、何かになりたい、こういう風に観せたいといった強い想いの象徴としての仮面は、いつしか一種の呪いのような毒素を内包し、人を怪物へと変貌させる。
Artist：畦地 拓海 Azechi Takumi
1990 京都府亀岡市に生まれ
2014 – 2015 タイ パタナシン芸術大学 チャンシン校に留学
2016 富山大学大学院 芸術文化学研究科 芸術文化学専攻 修了
遺跡や壁画、仮面等にみられるプリミティブな風合いに、日本やタイの漆芸技法を織り交ぜた作品を制作している。日々を生きる中で沸き起こる感情や情景を記録するように、どこかで忘れてしまった事、失くしてしまった事を思い起こさせるキッカケとなるような作品を制作したい。
◆主な個展◆
2015
「RELATIONSHIP」（タイ、WANGNAGALLERY）
2018
「NEUTRAL」(富山、Gallery&Café Venere)
「みえるもの、みえないもの」（京都、アートステージ567)
2019
ART BOX 第11回「畦地拓海-出逢い、忘れて、思い出す-」（富山、西田美術館）
「畦地拓海版画展『弱きものたち』」アートステージ567、京都
2020
「畦地拓海漆芸展『ある日の心象』」五箇山和紙の里２Fギャラリー、富山
「畦地拓海漆芸展『非常を生きる』」ギャラリーNOA、石川
「アライコダイ、アライコダイ1.5」geibun gallery、富山
「畦地拓海版画展『寄せては返す波のように』」アートステージ567、京都
2021
「畦地拓海漆芸展」京都伝統工芸館1F展示小ホール、京都
「畦地拓海漆芸展『大切なものを想う』」 (石川、ギャラリートネリコ)
「畦地拓海漆芸展『ひとにぎりの世界で」」アートステージ567、京都
2022
「畦地拓海漆芸展 『日々を眺望すること』」ギャラリートネリコ、石川
「畦地拓海版画展 『PARP PIM 〜記憶の中に息づく〜』」geibun gallery、富山 / Cake&Café Green one、石川
「畦地拓海版画展『愛おしき日々よ』」アートステージ567、京都
2023
「畦地拓海漆芸展 『間（あわい）をみつめる』」ギャラリートネリコ、石川
「畦地拓海漆芸展 『こころのかけらたち』」COFFEE PIT YSP ２F併設ギャラリー、富山
「畦地拓海漆芸展」富山大和5Fコミュニティギャラリー、富山
Web：https://urushi-takumiazechi.jimdofree.com/
Instagram：https://www.instagram.com/takumiazechi_urushi/