Repun Kamuy
木製パネル、岩絵具
アイヌ民族の海神、レプンカムイをモチーフに制作。彼ら(アイヌ民族を含めた縄文人をルーツとした人々)の信仰する自然神は、恵みをもたらす神であると同時に、時として暴れだし、牙をむく二元的性格を持った存在だと私は考えます。善と悪、与と奪、破壊と創造。二つの側面のある自然神を、現代において再解釈するならば、まさにKaiju(MONSTER)と呼ぶことができるのではないでしょうか。
羽田野 令也 Reiya Hatano
本来の日本の源流、そして美術史という枠組みよりも、もっともっと古い約1万5千年以上前から連綿と続く縄文文化を主軸とした精霊信仰(アニミズム)をテーマに、我々現代人が忘れた「目には見えない得体の知れない何か」をアートを通して少しでも感知できるような作品を目指して制作しています。
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