Title:Ambiguous
Material:石粉粘土、アクリル
Size:H420 × W460 × D470 mm
幼少の頃、他者から指摘された華奢な見た目、流動的にうねっている骨の形、弱々しい様。そうした身体へのコンプレックスが根強く残っています。それと同時期に恐竜や怪獣といった人の枠を超えた力強い存在への憧れを強く抱いていました。弱々しい自分から逃げる手段が曖昧だけど、輪郭が見える”怪獣”という存在でした。
コンプレックスだからといって距離を取るのではなく、自己に歩み寄りながら、憧れの姿へと置き換え、受け入れる作業を怪獣を通じて行っています。
そんな怪獣になりたかった自分と上手くなりきれていない、曖昧な関わり合いを表しました。
Artist:辻 宣 tsuji nobu
1994.3.4 香川県生まれ
2016 京都芸術大学 こども芸術学科 卒業
幼い頃の揺れ動いた感情、情動を掬いながら、憧れていた怪獣という存在へと変容していった、幼少の具現化を石粉粘土を用いて表現しています。
[展示歴]
2023
「GEISAI#22&Classic」 / 東京ビックサイト
NO DIGTAL ART COMPETITION 2023 /東京浅草画廊Gei藝
iPad/DIGTAL ART COMPETITION 2023 /東京浅草画廊Gei藝
2024
「第3回 BrainBrunn ART AWARD 2024」/BrainBrunngallery
個展 「Re:play」/東京浅草画廊Gei藝
池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2024/東京芸術劇場
KANZEN-完全-/新宿伊勢丹6階催事場
Instagram : https://www.instagram.com/nobbbbbb3434