熊谷 信夫


Global network of Monster
(コーティングワイア(頑固自在)アクリル絵の具、地球儀)
 針金で編み上げた立体作品を追求するうちに私の一つのテーマである「クラインの壺」という立体空間を網によって表現する作品を制作するようになった。
これらの作品群は「THE COODINATES Of THE UNIVERSE」と題して宇宙空間を意識して制作してきた。宇宙には直線など存在しなく、ただ螺旋構造のみがそれを表すものだと思う。作品を制作する過程で作品自体が螺旋構造になっていることに気づき、その針金が表現する線を宇宙の座標軸と考えるようになった。
今回の『MONSTER EXHIBITION 2017』では、自然界に存在しえない生命体を想像してそれを「モンスター」と位置づけ、網による表現で「モンスター」がいたならどういう風になるのかと問いかけながら作品を制作してゆきたいと思う。

地球上に張り巡らされたネットワークに依存して生活が形作られる現在、その見えないネットワークを可視化することでそれそれが地球を取り巻き人の社会を緊縛するかのような存在に見えてくる。それこそモンスターではないだろうか。



熊谷 信夫 Nobuo Kumagai
1948年 大阪生まれ。
1971年大阪梅田の阪急ファイブでオモチャと雑貨の店『あしたの箱』開店。
ブリキ玩具の取り扱いを始め現在に至る。
1978年 大阪ブリキ玩具資料室開設。
1979年『ブリキのオモチャ』刊行。
1985年 讀賣新聞社PR誌vol.85 讀賣カラー百科『おもちゃ図鑑』執筆。
1989年 鉄人28号の復刻生産始める。
2000年『ブリキのオモチャ』復刻増補版をグリーンアロー出版社より刊行。
2003年 有馬玩具博物館開館の際3階展示室の日本のブリキ玩具展示を担当。
2010年 4月11日東京新聞日曜版 原稿執筆。
2010年までに30アイテムを超えるブリキ玩具を製品化。
2010年12月 ブリキのおもちゃをモティーフにした『まいごのりんご』発行。 [ 2001年ボローニャ国際絵本展入選作品(文・熊谷眞由美/絵・田中友美子)] 2012年1月『ブリキのオモチャ』iPad電子版を(株)ノース・ヒルより刊行。

日本人形玩具学会 会員
日本人形玩具学会発表
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第16号『明治のブリキ玩具(二十世紀初頭)産業としてのオモチャの出発点(2006年1月)
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第18号『ブリキのおもちゃは生き残れるか?』(2008年3月)
*学会誌(人形玩具研究 かたち・あそび)第19号『ブリキ玩具の製法』の発表を終えて(2009年3月)

アーティスト経歴
2010年11月 『ギャラリーあしたの箱』の『Wind up ART』展で作品発表
* JUG JUG CUBE *WIRE MESH JUGLLER
2011年7月『Happy Maker in 高野山2011』アーティストとして展示
2011年11月『おおさかカンヴァス』で作品を展示(大阪府庁正面ホール)。
2012年7月『有馬温泉路地裏アート』参加。
2012年9月『Art Shower 2012 project at CASO』参加
2012年10月 大阪心斎橋大丸北館『Art Stream 2012』参加
2013年3月 Art in office CCC AWARDS 2012 入選
作品はCCCメインオッフィスエントランスホールに1年間展示
2013年6月 『Art Shower Exhibition 2012参加作家によるグループ展』参加
(海岸通ギャラリー・CASO)
2013年10月 京都川端二条下がるgalerie wissraum Kyotoで初の個展
『THE EXHIBITION of WIRE NET WORK by nisai』開催
2014年3月  『MONSTER Exhibition 2014』 優秀賞
   東京渋谷駅前ヒカリエ8階 8/01 Court
2014年7月 『MONSTER Exhibition 2014 in NYC』
ANNEX ART SPACE (hpgrp GALLERY NEW YORK)
2015年5月  『The coordinates of the universe by nisai』
    Links gallery & space (Kitahama Osaka) 個展
2016年11月 『木津川アート2016』展示参加(AOTAKE)

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