Akaike Ryoto

旺流飢餌依図軸


「モンスター」を思い浮かべて、一番最初に出てきた言葉は<乖離>だった。

それは、小さな頃から観てきた映画やアニメ、絵本に登場するモンスター達は共通して優しい心と裏腹に、非常に凶暴な肉体を持っていたり。。制御できない<乖離>した自分と常に葛藤しながら生きているイメージがあったからである。

ここ最近ネット社会をテーマに作品を制作している私の視点から見ると、このような「モンスター」の特性は、ネットの「アカウント」に重なるところがある様に感じた。
日常の自分とは別に、インターネット上の「アカウント」という自分はまさに「モンスター」と同じように制御できないもう一つの乖離した人格だといえるだろう。
だとすれば今や誰もが、「モンスター」になり得る。
そんな、日常とネットの間で葛藤して生きている「モンスター」をイメージしてこの<旺流浮餌依図~Always~>を制作しました。

タイトルの旺流浮餌依図は、オールウェイズの当て字です。
日常の人格と、いつでも旺んにネットで浮流している情報という餌に依存している人格とのズレやサイクルを表現しています。


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Akaike Ryoto
多摩美術大学大学院 博士前期課程美術研究科 絵画専攻日本画研究領域 修了
2013/10 二子玉川地域連携アートプロジェクト タマリバーズ2013
2014/06 ROYAL PARK HOTEL THE HANEDA ART COMPETITION                              
2014/10 TOKYO DESIGNERS WEEK2014

Web: http://www.akaikeryoto.com


尾上 智也

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尾上 智也
1976 年福岡県筑紫野市にて生まれる。
子供の頃から継続的に絵を描き続け現在に至る。
日本デザイナー学院卒業後、現在グラフィックデザイナーとして 18 年間勤務し、 主に紙媒体のデザインをメインに活動中。
独創性を売りにした奇想天外な絵を得意とする。
主にアクリル絵の具とペンを使った細かなタッチでのイラストを制作している。
一見、人を遠ざけるような絵だが、どこかに何かしらのアクセントがある。
そのアクセントは時に「キュートなもの」、時に「笑いを提供するもの」、 そんな人の心を動かす要素をどこかに必ず入れ込むことを心がけている。

〜主な活動〜
〈OUCHI GALLERY 主催〉
2013 年「THE 8TH 100 ARTISTS EXHIBITION」参加
2014 年「THE 9TH 100 ARTISTS EXHIBITION」参加
2015 年OUCHI GALLERY様を通して個展開催
〈RECOVER & REBUILD Japanese art & design 主催〉
2014 年 MONSTER Exhibition 2014 in NYC 参加
〈ME AND ART たかぎ様 主催〉
オーストラリア シドニーのカフェでの絵の展示

〜主な受賞歴など〜
■九州デザイン展 奨励賞獲得
■九州県展 日本文化団体連合賞獲得
■日本イラストレーター協会 佳作。
■二科展 準入選。
■大野城まどかピア展 山本文房堂賞。
■ダウンタウンのごっつええ感じ
カスタムヒカルというコーナーで キャラクター「おケツ男」採用
松っちゃん賞・美術さん賞獲得。
■自身のゆるキャラ「クマたまご」が TV東京「うぇぶたま」番組にて紹介。

Webサイト:http://tomoya.daa.jp/


岡本 晃

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大和田に鎮座する五島プラネタリウム投影機を眺めつつ思う。

再び 跡地ヒカリエで 星空をえがく日


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岡本 晃
岡本 晃 CGディレクター
2002 神戸芸術工科大学 卒業
株式会社 フレームワークス・エンターテインメント 所属


熊谷 武洋

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 複雑というよりも混沌という言葉が相応しい現代社会。かつてのゴジラに東京スカイツリーはもう壊せません。そんな時代に活躍できる怪獣はいるのか、いるとするならそれはどんな形になるのか、そんな自問自答から、自分なりの現代的な怪獣像である「カイジュウ」を創案しました。
 かつての怪獣たちが帯びていた畏怖感は消えて、異形感だけが残留する情けない容姿、ガラクタを寄せ集めたかのような雑然としたディティールに実体のないスカスカな量感、カイジュウの足下に群がってくるのはかつての怪獣映画でおなじみの陸上自衛隊61式戦車ではなく旧陸軍の97式中戦車、そしてそんな事態が日本の象徴である富士山の山頂で展開していることの滑稽さ。
 しかし、本作は風刺風作品ではありません。カイジュウはまだ死んではいないのです。私が表現したかったのは、雄叫びをできるだけ遠くに轟かせ、できるだけ多くのものを破壊する、怒りの権化であらんとするそのカイジュウの意思そのものなのです。怪獣であろうとするカイジュウをご覧になっていただければ幸いです。
がぉー!!


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熊谷 武洋(クマガイ ブヨウ)
1970年大分県日田市生まれ


カネコ ナツミ

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深い森に潜む植物は強く美しいが、生きていくための鋭い棘や牙を持っている。
中心には人間の心臓があり、自然によって生かされているという意味が込めてある。
自然の姿がモンスターと化さないよう、牙を剥かないよう、私たちはこの自然界で共生していかなければならない。


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カネコ ナツミ
幼い頃は生き物に興味があり、飼い方も分からず虫かごにたくさんのトンボや蝉、ダンゴムシたちを閉じ込めて観察していた。工作やプラモデル作りが大好きで8歳の頃に造形教室という習い事をはじめた。‘なにかつくる人’になりたいと漠然とした夢ができた。その漠然とした夢は大きくなってからも変わらず、九州産業大学の芸術学部工芸学科へ進み20歳の頃に‘金属を使ってなにかをつくる人’になりたいと思い工芸科の金属コースへ進み、卒業後もモノ作りをしていきたいと思い、自宅近くに工房『empty』をつくり、アルバイトをしながら好きなものをつくった。そして24歳、ひょんなことから友人3人で世界一周の旅へ半年近くでた。世界23カ国をまわり、豊かな国や貧しい国の暮らしを僅かであるが垣間見た。いろんな国のいろんな働く人を見て、モノ作りを仕事にしたいと思い、一から手作業でモノをつくり展示会やイベント活動している。

2010年 卒業制作優秀展 (九産大美術館)
    美ナビ展(六本木ヒルズアートギャラリー)
    Art&Portforio展 (新宿眼科画廊)
    OB展 (福岡県立美術館)
2011年 connect展 (九産大美術館)
    Artcube展示 (博多阪急)
    Select 13 (銀座acギャラリー)
2012年 宇和島パールデザイン 特別賞
2014年 モンスター展 (渋谷ヒカリエ)
    デザインフェスタ (東京ビッグサイト)
    モンスター展(NY hpgrp gallery)
天神ラボ (福岡PARCO)

http://2011-empty.jimdo.com


川沢 吾子(かわざわ あこ)

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これは、MONSTERの本です。AからZまで、何もかもを食べつくす怪獣と、食べられても食べられても続いていくもの達の物語。怪獣は、食べます。Apples,Balls,Cats・・・Humanbeings・・・Oceans・・・Tears・・・Questions・・・果ては世界の何もかもを。AtoZのその先に辿りつくのは孤独のA。けれど、食べられた世界が変わりながら終わらず、色鮮やかに続いていくように、食べた怪獣に続いていくB・C・D・・・も、きっと繰り返しではないのです。


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川沢 吾子(かわざわ あこ)
地に足つけずに闇雲に制作続行中。何でも屋。主軸は「本」と「にほんかわうそ」


浅田 基之

王者の帰還


現実に存在していた怪物「恐竜」が現代に復活したら。そんな妄想から誕生したのがこの作品です。
この怪獣は鳥類が突然変異によりDNAが退化現象をおこしたことにより生まれました。強靭な肉体を保ちながら、空高く飛翔できる鳥と恐竜のハイブリット怪獣です。復活した前時代の王者の姿は荒々しくそして美しいのです。


プロフィール写真
浅田 基之
1990 愛知県にて生まれる
2014 名古屋芸術大学卒業
同年 上京し、絵コンテ会社入社
   イラストレーターとしての活動を開始

http://amam003.blog.fc2.com/


三輪 裕治

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焼け果てた森林に再生の命を吹き込む山の使者、ミドリノツカイ。
自然の再生力の強さ、その自然サイクルの一部を、モンスターという存在によって具現化しました。
素材は全て和紙です。

ある日、身近な場所で山火事が起こる。
人だかり、ヘリコプターの音、浮ついたSNS、消防のサイレン、交通渋滞、煙。
風によって火は動きを変え、その力は強さを増す。
燃え盛ったその後は、黒く焼け焦げた木々と灰色の地面。
鳥の鳴き声も聞こえず、ひっそりとした山。
その静けさは人を怨むかのような沈黙のメッセージに聞こえた。
人間の不注意や興味本位の行動により、緑の中の生命体は無残に殺傷され、生活の場を引きちぎられ、不毛の地と化す。
その軽率な行動に対しミドリノツカイは、激しい憎悪と怒りを抱いているが、自分の仕事は目の前の緑を再構築するため、黙々と命を吹き込むこと。
そして、自身もその再生してゆく緑の中で緑と共に生き、一方では人間社会の中で人間とも共存している。
その体は草木の色によって染まり、その命は緑の中から育まれている。
人間が思うよりはるかに自然は強く、激しく、生命力に満ち溢れている。
その力強い自然の循環の一つに、ミドリノツカイは組み込まれ、存在します。
それは私達・人間の願いや思いかもしれないし、本当に自然の中に存在しているものかもしれません。


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三輪 裕治
日本人には馴染み深い和紙を草木で染め、日常で感じ得る根底に渦めく心の叫びを、立体・平面作品で表現しております。

Faceboook: www.facebook.com/yuji.washiart


ゆにここ(Unicoco)

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ワタシモンスター
後ろ姿は白くてふわふわ。
鏡に映し出された正面の姿は…
物事やわたしたち人間を含む生き物のもつ多面性や得体の知れなさを表現してみました。
また会場内には手鏡も置いています。来場者の方自身の内なるモンスターを探すためです。
手鏡でぜひご自分の顔を映し出してみてください。


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ゆにここ(Unicoco)
1970年生まれ。大分県出身。横浜市在住。アーティスト。 ワークショップクリエイター。 
見て触って寝ころがって感じる体感型インスタレーション作品を中心にアート活動を展開中。ワークショップも多数開催。

布でできたふわふわ体感型作品を生み出し、いろいろな方に触っていただく中で、
触覚は言葉も障がいも世代も文化も超えて楽しめる感覚だと気づきました。
柔らかくてふわふわの心地いいものは理屈を超えて万人を癒し、つなげる力があるのかもしれません。

作品の中にたたずむ人々。それはまるで聖なる祈りの場のようでもあるのです。
もともとアートは人間の根源的な願いや祈りを表現してきました。

そんなプリミティブでありながらもアートのもつ呪術の力を私の作品を通してもっと多くの方に感じていただけたらと思います。あらゆる人が原始的な感覚でつながり、 自然と美しい祈りが生まれるような場。今よりも柔らかい平和的な気持ちが世界に増えていくことを願って。。

【主な個展】
・2008年 みなとみらいギャラリー 横浜市
・2009年 ギャラリー・ルデコ 東京都渋谷区  
・2009年 オアシスひろばアトリウムプラザ 大分県
・2010年 東京おもちゃ美術館 東京都新宿区
・2011年 富山市民プラザ 富山県 
・2013年 横浜市民ギャラリーあざみ野 横浜市
・2015年 DIGINNER Gallery 東京都目黒区

【主なグループ展】 
・2013年 現代アートプロジェクトみなとメディアミュージアム 茨城県ひたちなか市 
・2013年 芸術の存在意義展No.14 アートイマジンギャラリー 東京都国立市
・2014年 ゆにここ「むにゅ」とチェコのおやすみアニメコラボレーション
「むにゅ展×アマールカのふわふわ眠りの部屋」 デイリーズギャラリー 東京都三鷹市
・2014年 The Artcomplex Center of Tokyo 公募展「Animal World 6」 東京都新宿区                                                                                
【主なワークショップ】 
・2012年「新しい自分に出会う!ブラインド・アートワークショップ」アーツ千代田3331)
・2013年「触覚写真」現代アートプロジェクトみなとメディアミュージアム   
・2013年&2014年「むにゅとあそんで、ふわふわぬいぐるみをつくろう!」東京ミッドタウン デザインラウンジ キッズウィーク
・2013年「ふわふわ星  あそぶ・つくる・おくる」アーツ千代田3331 
・2008年~2013年 パフォーマンス「むにゅピクニック」全国各地で開催
・2014年 パフォーマンス「Sushi Party 」 横浜市

Unicoco Website http://www7b.biglobe.ne.jp/~unicoco/
Unicoco Blog http://blog.goo.ne.jp/unicoco_2008


廣岡 友弥

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シヴァターラはヒンドゥー教の破壊神シヴァの化身。地震、噴火、雷雨などの物理的な破壊をするシヴァに対し、
シヴァターラはネット社会、株価暴落、戦争など人間が独自につくり上げたシステム、世界を破壊する。
しかし、シヴァと同様に次の世界創造に備える役目をしている。


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廣岡 友弥
武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 在学中

t425h.tumblr.com