NY巡回展レポート

2014年7月1日〜12日NewYorkチェルシーで、MONSTER exhibitionの巡回展が無事終了しました。
渋谷に引き続き28名の作家がNewYork巡回展に参加し、9名もの作家が渡米しました。
期間中は、170名ものニューヨーカーが訪れました。

絵画の作品については、渋谷での場所の都合で存分に表現することが難しかったため、
NYでは展示スペースを広げ、作り直しや連作を可能としました。
もちろん、造作についても自由度を広げましたので、新しいコンセプトで出品したり、
連作に挑んだ作家が多く、NewYorkでの展示の意欲を感じました。
さらに素晴らしくなったNewYorkの展示の様子をご紹介いたします。

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7月3日はReceptionパーティでした。あいにくの豪雨に見舞われましたが、
それでもたくさんの人が訪れてくれました。

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MONSTER exhibition2014は、これにて一旦終了いたします。
今回もたくさんの人達のご支援により無事終了することができました。この場をお借りし御礼申し上げます。
さて、MONSTER exhibition2015に向けて公募開始する予定ですので、ぜひご参加ください。
また最後に五十嵐太郎先生より講評を頂きましたので、こちらにも転載いたします。

●モンスター展    五十嵐太郎

 多くの日本人にとって、怪獣は美術館よりも早く、最初に目にするアート的な造形だろう。2014年は、ウルトラマンに関わった、大がかりな成田亨展が富山県立近代美術館で開催されるなど、近年はアートとしての価値も認められるようになった。MONSTER展では、アートやデザインの領域から様々な怪獣への想像力が集まる。やはり、異なるモノを接合させるキメラ的な造形が多いなかで、今回の最優秀となった宮崎宏康の作品はまったく違うアプローチが光っていた。怪獣の咆哮や民衆の叫び声の文字を形象化していたからである。姿なき怪獣という意味では、怪獣が画面に登場しない映画『大怪獣東京に現わる』の奇策を想起させる。また日本特有の怪獣と日本特有のオノマトペの組み合わせも興味深い。2014年はゴジラがアメリカに上陸し、映画が大成功した年にもなったが、MONSTER展も本家に負けずと、ニューヨーク進出を継続しており、今後が楽しみである。


2014年の最優秀賞と優秀賞の発表

MONSTER Exhibition 2014の最優秀賞は、次の作家に決定いたしました。

作家名:宮崎 宏康
作品名:ひらがな-Figures「が」「ぉ」「−」・「き」「ゃ」「−」
01
作品コンセプト:鉄腕アトム、スネ夫、サザエさん・・。二次元にしか存在し得ない形状の髪形を見事に立体化する日本のフィギュア造型師。その匠技に倣って、日本独自の文字「ひらがな」を強引に立体化。「がぉ~」「きゃ~」と読める角度を探して頭をうごかす観客の姿も怪獣MONSTERに見えてくるかもしれません。
受賞についてコメント:小学校時代を東北で過ごしました。仙台や山形にいる友人達のことがいつも頭の片隅にあります。自分も日々生活する中で何ができるのか。直接の警鐘ではなく、純粋に作品を楽しむことが力になる場をつくる、というこの企画に深く共感しました。与えられた場に感謝し、力を伝えられるよう全力を尽くします。

審査員より講評
●モンスター展   五十嵐太郎

多くの日本人にとって、怪獣は美術館よりも早く、最初に目にするアート的な造形だろう。2014年は、ウルトラマンに関わった、大がかりな成田亨展が富山県立近代美術館で開催されるなど、近年はアートとしての価値も認められるようになった。MONSTER展では、アートやデザインの領域から様々な怪獣への想像力が集まる。やはり、異なるモノを接合させるキメラ的な造形が多いなかで、今回の最優秀となった宮崎宏康の作品はまったく違うアプローチが光っていた。怪獣の咆哮や民衆の叫び声の文字を形象化していたからである。姿なき怪獣という意味では、怪獣が画面に登場しない映画『大怪獣東京に現わる』の奇策を想起させる。また日本特有の怪獣と日本特有のオノマトペの組み合わせも興味深い。2014年はゴジラがアメリカに上陸し、映画が大成功した年にもなったが、MONSTER展も本家に負けずと、ニューヨーク進出を継続しており、今後が楽しみである。

優秀賞は、次の5名の作家に決定いたしました。

作家名:カブリモノス
作品名:KUMO-ZARU
kaburimono
作品コンセプト:kaburimonos(カブリモノス)は、アートピースとしてのかぶりものをテーマに創作活動を行っています。
MONSTER展に出展させていただいた作品は「KUMO-ZARU」という作品です。
クモ(タランチュラ)とサル(ニホンザル)をモチーフとした、ハイブリッド・モンスターのかぶりものです。
受賞についてコメント:賞をいただけてとても光栄です。これを励みに今後もモンスター(のかぶりもの)を創っていきます。

作家名:坂爪康太郎
作品名:泡の仮面
sakadume
作品コンセプト
泡は消えると分かっているから尊いわけで
光に照らされ影ができるように
表が裏を生んだんだ
受賞についてコメント:復興チャリティーの公募展でありながらあえて「monster」をテーマとしたところに強い意志を感じました。私としては「monster」を、それぞれが向き合わなければいけない対象であると受けとめ、そのような意識で制作をさせて頂きました。優秀賞を頂くことができて大変嬉しく思います。

作家名:nisai®
作品名:Hands Monster
nisai
作品コンセプト:ヒトの手は悪意と善意を持ち合わせたモンスターになり得ます。針金を亀甲編みで立体造形して作品を作っています。
編目で造形される面と、透過して見える向こうの網がモアレを作り独特の空間を作り上げます。モビールの様に動くことでその影が思いがけない造形美を作り出します。
受賞についてコメント:モンスターという言葉の響きに躊躇なく応募しました。4年前から針金を使った造形をはじめました。受賞できたことは今後の可能性をより実感できたと思っています。創造力に満ちた作品を今後も制作してゆきたいと思います。

作家名:ウエツジ ショータロー
作品名:Beautiful Dreamer
uetsuji
作品コンセプト:眠りの中。夢を見る。消えない記憶の悪夢。悪夢を飲み込む怪獣。怪獣は観る人によって恐ろしくもあり、神々しくも映り、滑稽にも見えます。様々な姿にメタモルフォーゼする怪獣の魅力、不気味だけど心躍る、そんな絵を描きたいと思いました。
受賞についてコメント:普段からモンスターなイラストばかり描いているので、このMONSTER Exhibitionで賞をいただけたことが本当に嬉しいです。これからも多くの人に楽しんでもらえるモンスターを描いていきたいと改めて感じています。感謝感激でございます。

作家名:佐伯 裕圭
作品名:旅の空で見た行列
saeki
作品コンセプト:可視と非可視の狭間にある、割り切れない部分にピントを合わせる事を意識しながら制作を進めています。
肉眼を通してモンスターを見る事はできません。しかし、実際の肉眼に映らない物ほど私たちの心を満たすものはないように思います。
眼に映らない物に憧れる心をもつことで、どんな場所でも状況でも、いつだってモンスターに出会える。という思いで<旅の空に見た行列>と題しました。いつも同じ空が頭上にあるごとく。
受賞についてコメント:この度は、受賞をいただき大変嬉しく思っています。
これまで制作してきたものがモンスターを連想させるものでしたので、普段通りのびのびと制作する事ができました。この受賞を励みに、今後も精進していきます。


2014年の最優秀賞と優秀賞の発表

MONSTER Exhibition 2014の最優秀賞は、次の作家に決定いたしました。

作家名:宮崎 宏康
作品名:ひらがな-Figures「が」「ぉ」「−」・「き」「ゃ」「−」
01
作品コンセプト:鉄腕アトム、スネ夫、サザエさん・・。二次元にしか存在し得ない形状の髪形を見事に立体化する日本のフィギュア造型師。その匠技に倣って、日本独自の文字「ひらがな」を強引に立体化。「がぉ~」「きゃ~」と読める角度を探して頭をうごかす観客の姿も怪獣MONSTERに見えてくるかもしれません。
受賞についてコメント:小学校時代を東北で過ごしました。仙台や山形にいる友人達のことがいつも頭の片隅にあります。自分も日々生活する中で何ができるのか。直接の警鐘ではなく、純粋に作品を楽しむことが力になる場をつくる、というこの企画に深く共感しました。与えられた場に感謝し、力を伝えられるよう全力を尽くします。

審査員より講評
●モンスター展   五十嵐太郎

多くの日本人にとって、怪獣は美術館よりも早く、最初に目にするアート的な造形だろう。2014年は、ウルトラマンに関わった、大がかりな成田亨展が富山県立近代美術館で開催されるなど、近年はアートとしての価値も認められるようになった。MONSTER展では、アートやデザインの領域から様々な怪獣への想像力が集まる。やはり、異なるモノを接合させるキメラ的な造形が多いなかで、今回の最優秀となった宮崎宏康の作品はまったく違うアプローチが光っていた。怪獣の咆哮や民衆の叫び声の文字を形象化していたからである。姿なき怪獣という意味では、怪獣が画面に登場しない映画『大怪獣東京に現わる』の奇策を想起させる。また日本特有の怪獣と日本特有のオノマトペの組み合わせも興味深い。2014年はゴジラがアメリカに上陸し、映画が大成功した年にもなったが、MONSTER展も本家に負けずと、ニューヨーク進出を継続しており、今後が楽しみである。

優秀賞は、次の5名の作家に決定いたしました。

作家名:カブリモノス
作品名:KUMO-ZARU
kaburimono
作品コンセプト:kaburimonos(カブリモノス)は、アートピースとしてのかぶりものをテーマに創作活動を行っています。
MONSTER展に出展させていただいた作品は「KUMO-ZARU」という作品です。
クモ(タランチュラ)とサル(ニホンザル)をモチーフとした、ハイブリッド・モンスターのかぶりものです。
受賞についてコメント:賞をいただけてとても光栄です。これを励みに今後もモンスター(のかぶりもの)を創っていきます。

作家名:坂爪康太郎
作品名:泡の仮面
sakadume
作品コンセプト
泡は消えると分かっているから尊いわけで
光に照らされ影ができるように
表が裏を生んだんだ
受賞についてコメント:復興チャリティーの公募展でありながらあえて「monster」をテーマとしたところに強い意志を感じました。私としては「monster」を、それぞれが向き合わなければいけない対象であると受けとめ、そのような意識で制作をさせて頂きました。優秀賞を頂くことができて大変嬉しく思います。

作家名:nisai®
作品名:Hands Monster
nisai
作品コンセプト:ヒトの手は悪意と善意を持ち合わせたモンスターになり得ます。針金を亀甲編みで立体造形して作品を作っています。
編目で造形される面と、透過して見える向こうの網がモアレを作り独特の空間を作り上げます。モビールの様に動くことでその影が思いがけない造形美を作り出します。
受賞についてコメント:モンスターという言葉の響きに躊躇なく応募しました。4年前から針金を使った造形をはじめました。受賞できたことは今後の可能性をより実感できたと思っています。創造力に満ちた作品を今後も制作してゆきたいと思います。

作家名:ウエツジ ショータロー
作品名:Beautiful Dreamer
uetsuji
作品コンセプト:眠りの中。夢を見る。消えない記憶の悪夢。悪夢を飲み込む怪獣。怪獣は観る人によって恐ろしくもあり、神々しくも映り、滑稽にも見えます。様々な姿にメタモルフォーゼする怪獣の魅力、不気味だけど心躍る、そんな絵を描きたいと思いました。
受賞についてコメント:普段からモンスターなイラストばかり描いているので、このMONSTER Exhibitionで賞をいただけたことが本当に嬉しいです。これからも多くの人に楽しんでもらえるモンスターを描いていきたいと改めて感じています。感謝感激でございます。

作家名:佐伯 裕圭
作品名:旅の空で見た行列
saeki
作品コンセプト:可視と非可視の狭間にある、割り切れない部分にピントを合わせる事を意識しながら制作を進めています。
肉眼を通してモンスターを見る事はできません。しかし、実際の肉眼に映らない物ほど私たちの心を満たすものはないように思います。
眼に映らない物に憧れる心をもつことで、どんな場所でも状況でも、いつだってモンスターに出会える。という思いで<旅の空に見た行列>と題しました。いつも同じ空が頭上にあるごとく。
受賞についてコメント:この度は、受賞をいただき大変嬉しく思っています。
これまで制作してきたものがモンスターを連想させるものでしたので、普段通りのびのびと制作する事ができました。この受賞を励みに、今後も精進していきます。


展示会終了しました。

P3096092

2014年3月8日〜12日に開催しましたMONSTER Exhibition 2014は、終了いたしました。
5日間で4000人の来場者があり、大盛況に終えることができました。

この展示会はたくさんの方が応援してくれて開催することができました。
この場をお借りして御礼申す上げます。

また、作家の皆様も素敵な作品を有り難うございました。

6月末からはNewYorkで巡回展を開催いたします。引き続き、情報を掲載して参りますので引き続き宜しくお願いいたします。

P3116121
怪獣絵師開田裕治先生の迫力のオリジナル描き下ろし「彼方より」

P3106111
あのラボの「アソビバ」は、子供たちに大人気でした。


展示会終了しました。

P3096092

2014年3月8日〜12日に開催しましたMONSTER Exhibition 2014は、終了いたしました。
5日間で4000人の来場者があり、大盛況に終えることができました。

この展示会はたくさんの方が応援してくれて開催することができました。
この場をお借りして御礼申す上げます。

また、作家の皆様も素敵な作品を有り難うございました。

6月末からはNewYorkで巡回展を開催いたします。引き続き、情報を掲載して参りますので引き続き宜しくお願いいたします。

P3116121
怪獣絵師開田裕治先生の迫力のオリジナル描き下ろし「彼方より」

P3106111
あのラボの「アソビバ」は、子供たちに大人気でした。


久保 有美 Yumi Kubo

kubo


②プロフィール写真
久保 有美
1971年 東京都生まれ。埼玉県在住。
1996年渡英。1997年よりロンドンを拠点にロシア、ドイツ等各国で展覧会に参加。
2002年Slade School of Fine Art, UCL, London 修士課程修了。2005年帰国。

帰国後は東京を中心に日本国内各地で展示に出品、制作活動を続けていたが、2011年の震災を機に、今までとは違ったアートとの関わり方を求めて介護ヘルパーと臨床美術士の資格を取得。
現在は福祉の現場で働きながら、アートを活かすべく定期的にワークショップも行っている。

怪獣、モンスターと聞くと、ゴジラを筆頭に、世代的にはウルトラマンのバルタン星人やピグモン、ネッシー、ポケモンなどなど、様々なキャラクターや様相が思い浮かびます。
が、私にとってのモンスターは、姿かたちも正体もわからないちょっと不気味な存在。

本当の姿を見られないようにいつも着ぐるみを着ている、着ぐるみ大好きモンスターを想定し、ポートレートを描いてみました。
どこから来たのか、中に入っているモンスターはどんな様相なのか、そしてなぜシロクマを選んだのか・・・ 
見る人たちそれぞれが自分のモンスターを想像してくれたら嬉しいです。


竹内 純 Jun Takeuchi

takeuchi


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竹内 純
1973年 福島県生まれ。
映像制作会社勤務。デザイナー。

展示作品名:TRADITION
小さい頃、テレビの特撮系番組が大好きでした。
小学校の夏休みに、再放送で毎日テレビに登場する「怪獣」も楽しみで、放送時間に間に合うように、学校のプールから走って帰った事を憶えています。
怪獣たちは、毎回様々な形、色、そして生態で、我々を驚かせ、楽しませてくれました。
そして、そんな彼らが、何を望み、どう生きたかったか。それは、いかに私たちと同じであるか。私たちは知っています。

1960年代から始まるTV特撮系怪獣の伝統的なデザインラインを忠実に再現し、現代に蘇らせられたらと思い、この絵を描きました。
甲羅を閉じ丸くなると、前後の見分けがつかなくなり、攻撃で熱を吐くときは、甲羅を開き放熱する、地底怪獣です。


岩崎 絵梨奈 Erina Iwasaki

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岩崎絵梨奈

大阪市立工芸高等学校 プロダクトデザイン科卒
大阪市在住

第9回ピンズファクトリーコンテスト 入選
日本一売れる年賀状を作ろう!デザインコンテスト Digipri(デジプリ)年賀状2014 入選
室町スピード印刷2015未年・年賀状イラストコンテスト 佳作

癖の強いロックバンドの歌詞の一節「角砂糖を献上せよ!」からバチッと構想を得て角砂糖を作品にすることを始めました。普段コーヒーの渦に溶けてしまう運命の角砂糖たちですが变化した姿を見ておもしろさを感じていただければ嬉しいです。


岩崎 絵梨奈 Erina Iwasaki

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岩崎絵梨奈

大阪市立工芸高等学校 プロダクトデザイン科卒
大阪市在住

第9回ピンズファクトリーコンテスト 入選
日本一売れる年賀状を作ろう!デザインコンテスト Digipri(デジプリ)年賀状2014 入選
室町スピード印刷2015未年・年賀状イラストコンテスト 佳作

癖の強いロックバンドの歌詞の一節「角砂糖を献上せよ!」からバチッと構想を得て角砂糖を作品にすることを始めました。普段コーヒーの渦に溶けてしまう運命の角砂糖たちですが变化した姿を見ておもしろさを感じていただければ嬉しいです。